リビングに囲炉裏とバスタブのある家
概要:神戸市東灘区 築40年 RC造 施工面積 80㎡ 工期 1.5ヵ月
カメラマンのお施主様は芸術家らしいセンスの持ち主。リビングの一角にバスタブを設置したいというのがご希望でした。こげ茶と白で統一した和モダンな空間に真っ白な猫足のバスタブが、生活感を感じさせない不思議な空間を演出しています。
既製のソファを置くのではなく、小上がりの堀座卓風の椅子とテーブルを造作し、テーブルには囲炉裏を仕込みました。天板の真ん中部分を外すと、囲炉裏が現れ、寒い冬の日など囲炉裏の火に癒されながら熱燗を飲むなどという、贅沢なひとときを持つことができます。床は杉板張りで床を上げたため、もともと低めだった天井高が低くなり圧迫感が出ない様に天井造作はせず、コンクリートにEP塗装で仕上げています。
2016年2月25日